未来を照らす”いのちの字幕”
私は、ろうあ者として字幕に何度も命を支えられてきた。字幕は単なる文字ではない。不安な時に必要な情報が届き、孤独な時に社会とつながる「いのちの言葉」である。
地震や災害時など、一刻を争う情報が届くかどうかは、時に命を左右する。聞こえない人も、聞こえる人と同じように、世界を知り、未来を考え、社会の一員として生きる権利がある。
また、情報保障はニュースだけではない。映画のDVDレンタルを含む映像文化にも、字幕の広がりが必要だ。映画は人の心を動かし、平和や命の大切さを学ぶ大切なコンテンツだ。聞こえないことを理由に感動の機会を奪ってはならない。
これまで電話リレーサービスなど、情報保障の前進を後押ししてきた公明党だからこそ、小さな声を聴く力をさらに発揮してほしい。声にならない願い、言葉にならない叫びに寄り添う政治を期待している。
AI技術が進歩する今、100%字幕化への道は夢ではない。聞こえる人も聞こえない人も、同じ情報と感動を分かち合える社会こそ、私たちが願う共生社会である。